どうも、読書大好きサイトウです。
今回から、【3分で名著シリーズ】を投稿していきます。
もちろん、僕の大好きな番組、
100分de名著のパロディーです。笑
本は読みたいけど時間が無い、
最後まで読み切れない、
本読むのが苦手!
というあなたのために、
僕の大好きな本をわかりやすくまとめて紹介しますので、
温かく見守っていただければと思います。
少しでもお役に立てるようにしっかり要点をまとめていきます。
キャッチコピー力を身につけよう!
記念すべき第一回目に紹介する本はこちら!
キャッチコピー力って、
自分の才能を生かして仕事をしていくうえでは絶対に必要な能力ですから。
一緒に勉強していきましょう!
あらすじ
この本は、
つぶれかけのウナギ屋さんが、
キャッチコピーの力を使って人気店になっていく!
というストーリーです。
そもそも、マンガとしても楽しく読めます。
重要なポイント
3分で読み切れるように、
ササッとこの本の重要なポイントをお伝えします。
1、キャッチコピーの基本
まず、キャッチコピーで一番大切なことをズバリ一言でお伝えします!
自分に関係あると思ってもらうこと
これが一番のポイントです。
悪い例)秘伝のタレを使ったこだわりのウナギです!
いい例)夏バテ解消に栄養満点のウナギを!
次に、
自分に関係あると思ってもらうために必要なことが3つ。
- ターゲットを絞ること(年齢・性別・職種・居住区など)
- 受け取る側の立場になること(○○で悩んでいるあなたへ!など)
- ニュースを知らせること(日本初上陸!など)
上記を踏まえてキャッチコピーを考えると…
【ターゲット】
店の近くで働く女性。【受け取る側の立場になる】
毎週金曜日は1週間の疲れがたまっているので、元気をチャージしたい。【ニュースを知らせる】
SNSを見た!と言ってもらえたら肝吸いを無料でプレゼント!【出来上がったキャッチコピーは…】
神田で働く女性のみなさん。
金曜日はうなぎで元気をチャージしませんか?
SNSを見たという方には、うな重に肝吸いを無料サービスします。
いかがでしょうか?
この基本を理解しているだけでも、
十分良いキャッチコピーが作れそうですね。
2、キャッチコピーの型
そして次に、
キャッチコピーがスイスイ思い浮かぶようになる、
キャッチコピーの型を紹介します。
基本の型は二つ。
「言い切る」と「考えさせる」。
言い切るの中にも、5つ方法があって、
- 短く言い切る(うなぎ、焼いています!)
- 予言して言い切る(うなぎを食べれば、明日も元気に頑張れる!)
- 脅して言い切る(10年後、うなぎのかば焼きはもう食べられない!)
- 命令して言い切る(元気のない日はうなぎを食べろ!)
- 宣言して言い切る(わたしはうなぎで美肌になる!)
そして、
考えさせるにも、5つの型があって、
- 問いかける(最近うまいうなぎ、食べましたか?)
- 親身に語りかける(がんばったご褒美にうなぎはいかがですか?)
- 二者択一をせまる(あなたは蒲焼き派?白焼き派?)
- 好奇心をくすぐる(夏にうなぎは食べるな!)
- 希少性を強調する(限定20食!)
です。
これも、自分の商品・仕事に照らし合わせて考えたらとっても楽しそうですね。
僕も、さっそく天才Lab.-ステキなミライ研究室-バージョンでやってみました。
「【3分de名著、実践編】マンガでわかるキャッチコピー力の基本~実際にやってみた~」
ちなみに本作では、主人公の女の子に、
100個キャッチコピーを考えなさい!
という宿題が課されていました。
良いキャッチコピーを生み出すには、
数も大事なのかもしれませんね。
僕も100個やりましたので、
もしあなたもキャッチコピーを作りたいと思ったら、
こちらの記事を参考にしてくださいね。
3、様々な応用技法
さらに、様々な技法がありますので、
一気に紹介します。
【三つ重ねる】
3つ重ねて、リズムをよくする。
うまい、やすい、はやい!など。
【対句法】
同じようなフレーズを重ねてリズムをよくする。
注意一秒、ケガ一生!など
【対義結合】
矛盾した言葉をつなげて興味を引く。
こども店長、うれしい悲鳴など
【比喩法】
ある物事を例えて表現する。
(海鮮丼を見ながら…)うわ!海の宝石箱や!など
【ダジャレ法】
ダジャレにすることでインパクトを与える。
北海道はでっかいどぉ!など
【本歌取り】
有名なキャッチフレーズや、古歌をもじってつくる。
3分で名著(元ネタは100分で名著)など。
【短縮型造語】
本来の言葉を短縮して頭に残りやすくする。
メタボ(正式名はメタボリックシンドローム)など
【組み合わせ型造語】
言葉を足したりかけたりして新しい言葉をつくる。
脂ギッシュ!(脂ぎるとエネルギッシュの掛け合わせ)
【柳の下のどじょう型造語】
流行の造語をもじって、新しい造語をつくる。
婚活、終活、妊活など(元は就活)
これだけのテクニックを活用出来たら、
キャッチコピー力もかなり向上すること間違いなしですね。
4、物語で心を動かす
ただ単にモノを売ることだけを考えるよりも、
その商品の物語を語ることで以下のようなメリットを得ることができます。
- 興味をもってもらえる
- 感情移入してもらえる
- 記憶に残る
- 失敗、マイナスを語ることができる
例えば、こんな感じ。(30秒くらいで見れます。)
(※これは、感情移入パターンですね。)
ちなみに、
物語をつくるためのコツ(黄金律)もあり、
それを活用すると、グっと良くなります。
【ストーリーの黄金律】
- 何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公が
- 遠く険しい目標に向かって
- いろいろな障害や葛藤、また敵対するものに立ち向かっていく
確かに、よくある鉄板の流れですね。
本作では…
- うなぎが仕入れられなくなったうなぎ屋が
- 「土用の丑の日にうなぎを食べない」習慣を全国に広げるという目標に向かって
- 夏のかき入れ時にうなぎを売らずに営業していく
という構成になっています。
これも、ご自身の仕事や商品に当てはめて作れたら、
自己PRやプレゼンでも使えますね。
ぜひ、やってみましょう!
まとめ
まずい!
そろそろ3分だ!!笑
まとめます。
【この本の重要なポイント】
キャッチコピーは、
自分に関係あると思ってもらうことが一番大切
そのためには、
- ターゲットを絞ること
- 受け取る側の立場になること
- ニュースを知らせること
が大切。
そのためには、
言い切ること、考えさせることが大事。
細かい技法としては、
「3つ重ねる」「対句法」「対義結合」「比喩法」
「ダジャレ法」「本歌取り」「短縮型造語」
「組み合わせ型造語」「柳の下のどじょう型造語」
がある。
さらに別のテクニックとして、
「ストーリーを語る」がある。
でした~。
おわりに
3分で読み切れましたか?
かなり面白い本なので、
もしご興味あれば実物を
お読みいただくことをおススメします。
実際に僕がチャレンジした記事も、ぜひご覧になってくださいね。
ということで、3分de名著、
今後ともよろしくお願いします。
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