【勘違い多発】結局、自己肯定感ってなんなの？って話

おっネコスケくん、今日はどうしたの？

あらら、どんな感じなの？

それはなかなかだね。

なるほど〜。それもしかするとキザ男くんはそんなに自己肯定感が高いわけじゃないかもね。

そもそも自己肯定感が高い人は「自分は自己肯定感が高い」なんてアピールしないし、人のことを「自己肯定感低いね」とも言わないんだよね。

例えばネコ助くんは自分のこと、「僕は猫なんです！」って猫アピールする？

それはなんで？

だね。自分が猫だという確信があるからわざわざアピールしない。

じゃあもしネコ助くんが本当に自己肯定感が高かったら、わざわざ自己肯定感高いアピールなんてするかな？

ということはキザ男くんは？

きっと「自己肯定感高い＝ステキ」と思いすぎちゃったのかな。かわいいっちゃかわいいけどね。

でも自己肯定感っていう言葉は本当に一人歩きしちゃってるから、勘違いしてしんどい思いをしてる人が結構いるのも事実なんだよね。

OK！じゃあ今日は、自己肯定感って本当は何？っていうのと、よくある勘違いについてレクチャーしよっか？

OK！じゃあまず、自己肯定感って何って話なんだけど、本当に一言で言うと「心の余裕」だね。

おっ！さすがネコ助くん。まさにその通りなんだけど、それを一言で言うと心の余裕ってことだね。例えば、初めての場面でも自分らしくいれる人は心に余裕がある人？それともない人？

そういうこと。ありのままの自分を肯定的に受け入れるには心の余裕が必要不可欠。だから僕は分かりやすく「心に余裕がある人かどうか？」で、その人の自己肯定感を判断してるよ。特にピンチの時や都合が悪い時にはわかりやすいね。

焦ったり困ったりするのは一緒なんだけど、「人のせいしない」「感情を人やものにぶつけない」「否定的な言葉を発しない」「自己保身に走らない」で、「できることをやろうとする」「すぐに解決できそうにないなら一旦保留することができる」「深刻にならずに真剣に向き合うことができる」とかかな。

僕はそんなネコ助くんが大好きだけどね。

だからまぁ、自己肯定感って難しく考えすぎずに「一緒にいて安心できる人かどうか？」「心に余裕がある人かどうか？」で判断したらいいね。自己肯定感が高い人が人を批判したり怖がらせたり不安にさせるようなことはまずないからね。

次に自己肯定感についてよくある勘違いについて説明するね。

まずは「自己肯定感はそもそも高めるものじゃない」について説明するね。

これは潜在意識が悪さをしないための対策なんだけど、自己肯定感を高めようとする人って今どんな状態の人？

つまり、自己肯定感を高めようと思えば思うほど潜在意識は「ということはあなたは自己肯定感が低いという現実を見たいということですね！」と判断して、自己肯定感が低いと思っちゃう現実を見せるように動く。

これはもうそういうもん、としか言いようがないんだけど、詳しくは「努力逆転の法則の動画」で解説してるからそれを見てみてね。

自己肯定感を回復させるっていう言い方にする。

自己肯定感を回復させようとしてる人ってどんな人？

そうだね。だから回復させる！と言えば潜在意識は「回復した現実が見たいんですね！了解！」と自己肯定感を高める現実を見せてくれる。

だからここでは「自己肯定感は高めるものではなく回復させるもの」と覚えておいてね。

次に「必要なのは成功体験より失敗体験」について説明するね。

よく自己肯定感を高めるには小さな成功体験を積むこと！って言われてるんだけど、これは正直あまりおすすめできないんだ。

だね。だから効果がないわけではないんだけど、リスクが大きすぎるんだ。

小さな成功体験を積むことに成功したら、「成功した自分には価値がある」と「成功ステータス」に頼るようになってしまって、実は自己肯定感が育たない人が多い。

例えばネコ助くんは今から必死で英語を勉強して、英語を話せるようになったとしよう。で、職場のみんなに褒められる。

でもある日、ネコ助くんより英語が話せる社員が職場に現れて、人気も全部その社員に持っていかれたら？

だね。英語を話せるという「ステータス」に頼りすぎてて、それを奪われた瞬間に立ち直れないくらいにショックを受ける。これが小さな成功体験を積むことのリスク。だからむしろ自己肯定感を回復させるなら「失敗体験から学ぶ」というトレーニングをした方がいい。

いやいや。人生で一度も失敗しない人なんていないし、むしろ成功より失敗の方が多いから、失敗から学べるようになったらものすごく心の余裕も生まれるし、最高の回復法になるよ。

例えば、自分よりも英語を話すのが上手い人が現れて人気を掻っ攫われたという経験をした時も、「なるほど。人の心は移り変わりが早いから、そこに一喜一憂するのは危険だな。あまりそこに左右されずにもうちょっと自然体でいよう」と思えたら、どう？

でしょ。しかも失敗体験からも学べるってことを理解できるようになったら、失敗がそれほど怖く無くなるし、万が一失敗しても必要以上に落ち込まなくなるし、人のせいにもしなくて済む。つまり

だね！だからここでは「自己肯定感を回復させる上で必要なのは成功体験よりも失敗体験」と覚えておいてね。

次に「自己肯定の前に自己理解と自己受容」について説明するね。

これはもう当たり前の話なんだけど、心に余裕を持つには「そもそも自分がどんな人間で何が得意で何が苦手で何が好きで何が嫌いか？」を理解して、その特性を受け入れた上で「じゃあどう生きるか？」を考える必要がある。

例えば、ウサギと亀って童話はしってる？

だね。もし僕が亀ならそもそも陸でかけっこ勝負はしない。するなら海で泳ぎ対決だね。

そりゃそうだよ。自分は泳げるけど走れないということを理解して受け入れてるから、走れるけど泳ぎは苦手なウサギが相手なら、当然泳ぎ対決を希望するに決まってるでしょ。まぁでも自己理解と自己受容ができてて自己肯定感が高いカメならきっと、あえて陸勝負も面白そう！って思って勝負を受けたんだろうけどね。あえて、ね。

例えばネコ助くん、今から「大谷翔平を越える野球選手になれ」って言われたらどう？

それは自己理解と自己受容ができてるからだね。だから大谷翔平選手と比べられても全く嫌な気がしない。

これがもし自己分析して自己理解と自己受容をもっとしっかり深めることができれば「自分は自分、人は人」と明確にわかるようになって、余計な他者比較が減って、自然と自己肯定感が高まる。だから、自己肯定感を回復させるのに一番手っ取り早いのは実は自己理解と自己受容なんだ。というかむしろ「自己理解と自己受容」無くして自己肯定感なし！と言ってもいいくらいだね。

まさに！だね。だからまずは自己理解と自己受容だね。

次に「自分大好きアピールは自己愛の現れ」について説明するね。

ナルシシズムって言うんだけど、まぁ「自惚れ」だね。

自惚れ、つまり自己愛の状態って実は結構危険で「自己理解と自己受容がない状態」での肯定だから、常に自分が一番じゃないと嫌！だったり、少しでも否定されたら一生許さない！自分の非は絶対に認めない！みたいな感じで、すごく不安定なんだ。

そうだね。気分の浮き沈みは激しいし、感情のコントロールも苦手だし、傷つきやすいし被害者意識も強い。ちなみに「自己肯定感高い風」を装ってる人のほとんどがこの「自己愛が強い状態」の人なんだ。

もしキザ男くんが誰かに否定的なことを言われた時に、ものすごく感情的に怒ったら「自己愛が強い」っていう可能性が高いね。

そっか。ここでは「自己愛が強い人は感情的になりやすいし、傷つきやすいのでむしろ自己肯定感とは真逆」と覚えておいてね。

最後にまとめていくね。

これでネコ助くんも自己肯定感への理解バッチリだね！

自己肯定感の正体を理解して向き合えるようになるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね！

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そうだね！しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。