


にゃ〜。不思議にゃな〜。どういうことにゃ〜?



おっ、ネコ助くん、今日はどうしたの?



どうもこうもないにゃ!実はこの間、ネコ美ちゃんから「父の日にまたたびをプレゼントしようと思ったんだけど、どれを選んだらいいかわからなくて。確かネコ助くんはまたたびについて詳しかったよね?」って聞かれたにゃ!



おっ!ネコ助くんがまたたび好きってことを覚えてくれてたんだね!それで?



それで、「そうにゃ!またたび好きで僕の右に出るものはいないにゃ!」って自信満々に言ったら、またたびの選び方を教えて欲しいって言われたにゃ。



すごいね!それで?



それで張り切って家に帰ってからまたたびについて勉強しなおしたにゃ!そしたら普段は勉強なんて10分も続かないのに、その日は8時間くらいぶっ通しで調べたり資料を作ったりしても大丈夫で目も頭もバッキバキのキレッキレだったにゃ。



さすがネコ助くんだね。



すごく楽しくて大盛り上がりだったんにゃけど、じゃあなんで普段からこの力を発揮できないんにゃ?って不思議になったにゃ。この力をいつも発揮してたら今頃億万長者にゃ。



その状態を心理学では「フロー体験(超集中状態)」っていうよ。プロスポーツ選手が「ボールが止まって見えた!」とか、「相手がスローモーションで見えた」みたいに言う、あれだね。いい体験をしたね。



つまり僕はプロネコってことかにゃ?これからもそのフローになりたいにゃ!



そしたら今日はフロー体験についてレクチャーしよっか?



頼むにゃ!わかりやすく簡単にシンプルかつ合理的に教えてくれにゃ!
フロー体験ってなに?



OK!じゃあまず、フロー体験ってなに?ってところからなんだけど、周りが見えなくなるほど集中してパフォーマンスが向上している状態のことで、心理学者のチクセントミハイさんが提唱した理論なんだ。



確かに、いつもならすぐにスマホを見たり、猫じゃらしと戦ったりして集中できないのに、その日はもうまたたび以外見えなくなってたにゃ!



まさにフロー状態に入ってた証拠だね。しかも取り組んでる最中に、ワクワクしたり、うまくいかないことがあっても楽しめたりしなかった?



したにゃ!何度もやり直したり調べなおしたりしたんにゃけど、それもまた楽しくてあっという間に時間が流れたにゃ。



いいね。しっかりフローの状態に入れてるね!



もう一回入りたいにゃ!どうしたらいいにゃ!



そしたら次に「フロー体験に入る方法」を解説するね。



頼むにゃ!



正式には結構細かい手順があるんだけど、ここからは僕が実践してみてよかったポイントをかいつまんで解説するね。



にゃっ!



フロー体験に必要なポイントは
気が散る要因になりそうなものを片付けて減らす
明確な目標を設定する
適度な難易度に設定する
フィードバックをちゃんともらう



だね。



気が散る要因ってスマホかにゃ?



まぁスマホは一番の大敵だね。スマホ以外にもいつも作業してる時につい手や耳を奪われてしまうものは危険要因だね。ちなみに僕は朝の超集中タイムにはスマホもパソコンもタブレットも完全に通知オフにしてる。ちょいちょい通知が来るとその度に集中力を奪われちゃうからね。



確かににゃ。



いつも何気なく意識を奪われるものは一旦しまったほうがいいね。



わかったにゃ。



次に「明確な目標を設定する」なんだけど、今回の場合、ネコ助くんはこれが完璧だったよね。



どういうことにゃ?



「ネコ美ちゃんの喜ぶ顔をみる!」っていう明確な目標があったでしょ?



確かにあったにゃ!僕が徹底的に調べれば調べるほど、「こんなに丁寧に調べてまとめてくれるなんて、すごい!」ってネコ美ちゃんが言ってくれる気がして、調べれば調べるほどテンションが上がったにゃ。人生史上一番乗ってたにゃ。



いいね。こんな感じで明確な目標(ゴール)があると人は集中しやすいし達成しやすい。たとえば、自分のためだけだと早起きできない人が、好きな人ができてその人から「ごめん、明日早起きしないといけないから〇時に電話してくれる?」と言われたら、余裕で早起きできちゃう!なんてこと、よくあるよね。



僕がネコ美ちゃんからそんなお願いされたら、早起きどころか徹夜で準備するにゃ。



そ、そっか。寝るのは寝よう。でもまぁそんな感じ。明確に最高のゴールが思い描けていればいるほどフローに入りやすいし、そのゴールが近ければ近いほどフローに入りやすい。



近い?どういうことにゃ?



たとえば、ネコ美ちゃんから「2年後にお父さんにまたたびをプレゼントしたいから、その時にまたまたたびについて教えて」とお願いされてたとしたら、今回みたいに超集中で調べたりまとめたりはできなかったはずだよ。



確かににゃ。2年も猶予があるなら、また今度でいいかってなるにゃ。



でもそれが「今週末までに!」とか「来週末までに!」とかだと、スイッチ入りやすいでしょ?



ニャルほど。確かに、近ければ近いほどやる気になるにゃ。



だからここでは、「気が散る要因は片付ける、できるだけ明確で近い目標を設定する」と覚えておいてね。



にゃっ!



次に「適度な難易度を設定する」んだけど、実はこれが一番難しい。



どういうことにゃ?



たとえば今回のお願いが難しすぎた場合、ネコ助くんは挫折していたかもしれない。



絶対にしないにゃ!ネコ美ちゃんからのお願い事は全て完璧にこなすのが僕の使命にゃ。



たとえばそのお願いが「明日までにTOEIC900点取る方法とそのためのスケジューリングについてまとめて欲しい」とかだったら?



にゃっ?トイックってなんにゃ?新しいグミの名前かにゃ?



いや、国際コミュニケーション英語能力テストだね。



にゃにゃにゃ。わからないにゃ。泣いて謝るにゃ。



つまりそもそも難易度が高すぎる場合、フローには入れない。逆に低い場合もそう。



にゃっ?低い場合?



たとえばネコ美ちゃんからのお願いが「この資料をあの会議室まで持っていくの手伝ってくれる?」だったらどう?



にゃっ?ドキドキはするけど、すぐ終わるし誰でもできることだから集中とは関係なさそうにゃ。



だね。簡単すぎるとそもそも集中できない。だから適度な難易度っていうのが絶対条件なんだ。



なるほどにゃ。確かに難易度設定は難しそうにゃな。



だから僕は普段やっている作業をタイムアタック形式にしたり、あえてちょっとだけ難しい課題にチャレンジしたりってしてるよ。実力の101%が必要になる課題だね。



確かに僕もただ皿洗いするんじゃなくて、今日は3分以内に終わらせるぞ!とか2分で終わらせるぞ!ってしたら集中できそうにゃ!



そんな感じ!だから極端な話、さっきの「会議室まで資料を持っていく手伝い」も、自分で勝手に「会議室に着くまでの間に一回ネコ美ちゃんを笑顔にする」っていう課題を課してしまえば難易度が上がって集中しやすくなる。



確かににゃ。考えただけで緊張してきたにゃ。



あらら、ちょっと難易度が高すぎたみたいだね。



うるさいにゃ!引っ掻くにゃ!



最後に「フィードバックをちゃんともらう」だね。



これはどういうことにゃ?



まぁ何かしらの反応とか評価をもらう、だね。たとえば今回、ネコ美ちゃんに「またたびの選び方」についてレクチャーしたら、どんな反応をもらえた?



大喜びしてくれたにゃ!で、次の日僕の大好きなツナ缶を3つもプレゼントしてくれにゃ!さすがネコ美ちゃんにゃ!



さすがだね。その大喜びとツナ缶3缶がフィードバックだね。



違うにゃ!ネコ美ちゃんが喜んでくれたその顔こそが一番のフィードバックにゃ!



ネコ美ちゃんのこととなると男前だね。じゃあそれがもし、何も反応してくれなかったらどう?



そんなことネコ美ちゃんに限ってはありえないけど、もしそうなら三日三晩寝込むにゃ。



だね。だから人は、フィードバックがもらえる!というだけで集中して取り組みやすくなるし、実際にフィードバックがもらえると次の活力にもなる。



なったにゃ!元気もりもりにゃ!



だからここでは「フローに入るには適度な難易度とフィードバックが必要」と覚えておいてね。



にゃっ!
まとめ



最後にまとめていくね。



にゃっ!
- フロー体験とは周りが見えなくなるほど集中してパフォーマンスが向上している状態
- 心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱
- フロー体験に入るために
- 気が散る要因は片付ける
- できるだけ明確で近い目標を設定する
- 適度な難易度を設定する
- フィードバックをもらう



これで自在にフロー体験を操れること間違いなしだね!



にゃっ!超集中猫にゃ!



フロー体験の入り方をうまく活用できるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね!



にゃっ!



とはいえ、人によっては時間がかかったり、本当にこのやり方で合ってるのか?って不安になることもあると思います。そんな方はぜひ、天才Labーステキなミライ研究室ーにご参加ください。僕も一生懸命サポートしますので、一緒に「ステキなミライ」を実現させましょう!



にゃっ!頼むにゃ!





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メンバーシップなら290円だから、お試しには最適にゃ。



そうだね!しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。



にゃっ!勉強するにゃ!
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