


にゃ〜、悔しいにゃ〜。悔しすぎて忘れられないにゃ〜。



おっ、ネコ助くん、今日はどうしたの?



どうもこうもないにゃ!何年も前から僕が可愛がっていた後輩猫がいい感じで成長してきたと思ったら、他の部署に異動になって、それで僕はまた1から新人猫を育てることになったにゃ!



おっ!それはすごいことだね!ネコ助くんは後輩育成の実力もあるんだね。



一生懸命に育てたから当たり前にゃ!しょっちゅう飲みに連れて行ってやってたしやにゃ、休みの日の返上で仕事を手伝ってやったりもしてたにゃ。



ネコ助くんって人のこととなると本当にまめで優しいよね。



にゃっ?人のことだけ、自分のことはできていない!みたいな言い方するなにゃ!引っ掻くにゃ。



ごめんごめん。でも本当にすごいことだよ。会社にとってもプラスだしね。



僕にとってはマイナスにゃ!後輩猫に注いだエネルギーと時間とお金を全部返して欲しいにゃ!



あらら。その考え方はちょっと良くないね。



なんでにゃ!こっちはむかついてるにゃ!



それはきっとネコ助くんが執着してるからだね。



にゃっ?どういうことにゃ?



過去に執着してるから、許せない気持ちになってるんだ。



してるにゃ!現に僕はものすごい勢いで後輩猫を大切にしてたんにゃで!



そうだね。でもきっと執着してるとネコ助くんが一番ツラいと思うから、執着を手放す方法をレクチャーしよっか?



そやにゃな。このまま怒りが収まらないと毎日猫上司の顔を見るたびに引っ掻きそうににゃるから、僕のこのササクレ立った心を癒しつつレクチャーしてくれにゃ。



OK!執着を手放す方法はとっても簡単。「すべて変化する、ということを受け入れること」だけでいい。



にゃっ?どういうことにゃ?



じゃあ今日は、なんで「すべて変化する、ということを受け入れると執着を手放すことができるのか?」について詳しく説明するね。



頼むにゃ!わかりやすく簡単にシンプルかつ合理的に教えてくれにゃ!
執着と変化の関係



OK!じゃあまず、執着と変化の関係を説明するね。



にゃっ!



ネコ助くんは、後輩猫がずっと変わらずに自分の後輩でいてくれると思っていたんだよね。



そうにゃ!だから可愛がってたにゃ。



でも実際は人事異動で離れてしまった。



むかつくにゃ。



でもこれ、実際はどっちが自然だと思う?ずーっと後輩猫がネコ助くんの後輩でいることと、いつか離れてしまうこと。



それはそうにゃけど、離れるのが早すぎるにゃ!



なるほど。じゃあ何年くらい一緒だったらよかったの?



にゃっ。それは難しいにゃ。



むしろ何年も一緒だったことが奇跡じゃない?人事異動の可能性以外にも、退職の可能性とか病気でお休みの可能性とか色々あったわけだからね。



まぁそりゃそやにゃ。



そう考えると、そもそも何年も一緒に働けたことに感謝の気持ちが湧いてこない?



来ないにゃ!今はただただ明日からの仕事がどうなるか心配で仕方ないにゃ。



まぁそうだね。じゃあ、もし最初から「いつか後輩猫くんは自分の元を巣立つんだ」って思って育成できてたら、今みたいな心配ってあったかな?



まぁ、少しはあるニャロけど、準備できる分、今みたいにはなってないと思うにゃ。



だね。この「変化するのが当たり前」っていうのを仏教では「無常観」って言って、とても大切な考え方の一つになってるんだ。ネコ助くんにはこの無常観が足りてなかったのかもね。



無常観、なんか強そうでかっこいい響きにゃ!



でしょ。常に同じであり続けるものはなくて、すべてが変化する。だから変化に対応できる心を手に入れましょう!ってことだね。



確かににゃ〜。頭でわかるんにゃけど、僕はとにかく変化に弱いにゃ。できればずっと変わらずに同じ場所にいたいしやにゃ、変わらずに同じ生活をしていたいにゃ。



もちろん、その方が色々と便利だしラクだしね。でも、世の中のほぼ全てのものは変化してしまう、よね。



そやにゃ。街も人も猫も変わっていくにゃ。



でもその変化を見て見ぬ振りしちゃうと?



苦しくなって執着が始まるにゃ!



そういうこと。逆に、「いつか変わる」と思って過ごすことができたら?



変わってもいいようにいつも考えたり準備したりするから、執着してる暇がないにゃ。



だね。だからここではまず「変化を受け入れないと執着になり、変化を受け入れると執着はなくなる」と覚えておいてね。



わかったにゃ!
変化を受け入れるメリット



次に「変化を受け入れると起こる良いこと」について説明するね。



にゃっ!
視野が広くなり成長できる
今あるものに心から感謝できる
視野が広くなり成長できる



まず、「視野が広がり成長できる」について説明するね。



にゃっ!



もし後輩猫くんが配属された日に「ある日急にいなくなる可能性がある」と知っていたら、ネコ助くんの対応って何か変わっていたと思う?



そりゃそやにゃ。まず、急にいなくなった後に入る新人にまた一から色々と教えるのは大変にゃから、後輩猫に教えながら「マニュアル」を作るにゃ。そしたら「また一から教えなきゃいけない時」に、まずはマニュアルを渡して、基礎は自分で勉強してもらうようにするにゃ。



お〜、いいね。他には?



そやにゃ。実は今回、後輩猫に任せっきりの仕事もあったから、それの引き継ぎが大変なんにゃ。だからそもそも任せっきりの仕事は作らずに、ある程度誰でもできる状態で留めておくように心がけるにゃ。



それもすごくいいね。他には?



あとは、後輩猫1匹だけにエネルギーを注ぐんじゃにゃくて、他の後輩猫の様子も見てあげて、誰がいなくなってもいいように幅広く教育しておくにゃ。



ネコ助くん、かっこいいね。



やっぱりかにゃ?今、自分で話しててもかっこいいと思ってたにゃ。



いいね!これがまさに初めから「変化を受け入れていると視野が広くなり成長できる」ってことだね。



すごいにゃ。確かに今言ったことをちゃんとやってれば、後輩猫が異動になってもムカつかないにゃ。



だね。だから、無常観ってすごく大事。変化を受け入れると執着って減るよね。



そやにゃ。
今あるものに心から感謝できる



次に「今あるものに心から感謝できる」について説明するね。



にゃっ。



いつかいなくなる、いつか無くなると思ってあらゆる出来事や人と接していると、「今あること」や「関われていること」に感謝の気持ちが湧いてくる。



どういうことにゃ?



例えばネコ助くんは、後輩猫はいつまでも同じ部署にいると思ってたよね。



そやにゃ。漠然とにゃけど、ずっといてくれると思ってたにゃ。



だから、毎日一緒に仕事してくれることが、当たり前になってしまって感謝の気持ちがなかったんじゃない?



そうにゃな。むしろ可愛がってあげてるんにゃから感謝してほしいと思ってたにゃ。



だね。変化せずにずっと近くにあるとか一緒にいるものと思うと、それが当たり前になって感謝がなくなってしまう上に、実際には必ず変化が起こるから、その度に執着で苦しくなる。それは相手を「私物化」してるようなものなんだ。



まさに今の僕にゃ。私物化してたにゃ。



でも、最初から「いつかいなくなる」「自分のものではない」とわかっていたら、後輩猫くんに対する態度も変わってたんじゃない?



そやにゃ。後輩猫には後輩猫の人生があるから、そんな中「出会ってくれてありがとう」「今日も出勤してくれてありがとう」って思えるにゃ。



素敵だね。ということはこれから入ってくる新人猫くんはどう接したらいいと思う?



そやにゃ。まずはいつかお別れするのは当然にゃから、お別れするまでの間に、少しでも僕と出会えてよかったと思ってもらえるような接し方をするしやにゃ、僕も出会えて良かったと思えるように全力で向き合うにゃ。



すごくいい職場になりそうだね。



そやにゃ。今、とっても心が温かいにゃ。後輩猫にも新人猫にも感謝にゃ!



いいね。ここでは「変化することを受け入れると、今あるものに心から感謝できる」と覚えておいてね。



にゃっ!
まとめ



最後にまとめていくね。



にゃっ!
- 変化を受け入れないと執着になり、変化を受け入れると執着はなくなる
- 変化を受け入れていると視野が広くなり成長できる
- 変化することを受け入れると、今あるものに心から感謝できる



これでネコ助くんも執着に負けない人生間違いなしだね!



悟り仏猫にゃ〜。



あらゆるものの変化を楽しめるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね!



にゃっ!



とはいえ、人によっては時間がかかったり、本当にこのやり方で合ってるのか?って不安になることもあると思います。そんな方はぜひ、天才Labーステキなミライ研究室ーにご参加ください。僕も一生懸命サポートしますので、一緒に「ステキなミライ」を実現させましょう!



にゃっ!頼むにゃ!





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そうだね!しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。



にゃっ!勉強するにゃ!
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