にゃ〜。おかしいにゃ〜。思ってたのと違ったにゃ〜。
おっ、ネコ助くん、今日はどうしたの?
どうもこうもないにゃ!実は最近、猫上司が別のプロジェクトで手いっぱいだから、うちの部署に臨時で博識猫勉先生が管理者として配属されたんにゃけど、ちょっと思ってたのと違うくてしんどいにゃ。
お〜。それはどういうことだろう?
猫勉先生は猫上司と違ってやさしいから全然怒らないしやにゃ、いつもみんなに期待をかけてくれていい上司って感じなんだけど、なぜか猫上司とは違うしんどさがあるにゃ。
そうなんだ。もうちょっと詳しく教えてもらってもいい?
実は猫勉先生は僕達に「どんな仕事がしたいですか?」とか、「どういう働き方をしたいですか?」って最初に聞いてくれたにゃ。それでみんな嬉しくなって思い思いにやりたいことを伝えたら、すぐにOKを出してくれたんにゃ。
おー!それはすごいね。
で、僕もやりたいと思ってた仕事をできるようになったんにゃけど、最初は楽しくできてたのに、少しずつ苦しくなってきて、今はもう何をしたらいいかわからなくなっちゃったにゃ。
なるほど。もしかして、ネコ助くんがいい仕事をするたびに猫勉先生にたくさん褒められて、「次も期待してるね」なんて言われたりしたのかな?
そうにゃ!なんでわかったにゃ!猫勉先生はとっても優しいから、どんな仕事をしても喜んでくれるんにゃけど、毎日毎日「明日も期待してるね!」とか「午後からも期待してるね!」とか「この仕事も期待してるね!」って最後に一言付け加えてくれるにゃ。最初は期待されるのが嬉しかったんにゃけど、日に日に期待がプレッシャーに変わって、しんどくなってるにゃ。
そうだね。あんまり期待されると「裏切りたくない」って思いすぎてしんどくなっちゃうよね。
そやにゃ。贅沢な悩みなんにゃけど、無理してる自分がいるのもわかるから余計しんどいにゃ。
じゃあ今日は他人の期待との上手な付き合い方についてレクチャーしよっか?
にゃっ!?そんなこともできるんかにゃ?わかりやすく簡単にシンプルかつ合理的に教えてくれにゃ!
他人の期待との上手な付き合い方
OK!他人の期待と上手に付き合う方法は実は簡単で、たった一つ「手は抜かないけど気は抜く」を実践できるようになるだけでいい。
にゃっ?手は抜かないけど気は抜く?どういうことにゃ。
気持ちを張るっていうのは「テンションを上げる!」っていう状態だよね。
そうにゃな。やる気全開にするためにテンションをあげるにゃ。
でもテンションを上げすぎてる状態っていつまでもキープできる?
にゃ?ちょっとしんどそうにゃな。
そうだね。かなりしんどい。たとえばギターの弦も張りすぎると音が高くなりすぎるし、弦も切れやすくなる。
そうにゃな。でもゆるめすぎると音が低くくなって演奏どころじゃないにゃ。まるで僕の日常にゃ。
だね。だから適度な張り具合を見つける。これが「気を抜く」の基本的な考え方。この「張りすぎないけど抜きすぎない」をできるようになると、心地よくいいパフォーマンスを発揮できるんだ。ちょうどチューニングがあったギターがいい音色を奏でるようにね。
それはわかったけどやにゃ、ギターにはチューナーがあるかもしれにゃいけど、気持ちのチューナーはないにゃ。どうしたらいいにゃ。
気持ちのチューニングは意識して何度も練習!しかないんだけど、僕が特に効果があったと思うチューニングの仕方は「本番前最後のリハーサルだと思う」だね。
どういうことにゃ?
本番って思うと「完璧にやらなきゃ!」とか「しっかりしなきゃ!」って思う人が多いよね。
もちろんそうにゃ。資料の提出も毎回が本番で毎回期待されてるからしんどくなってるにゃ。
だからそこで、「これは本番前最後のリハーサルだ!」と言い聞かせるようにする。
どういうことにゃ?
資料を作るときにも、「まだ本番じゃないからミスしてもOK!」と思いながら作るとちょうどいい気のハリ具合で挑むことができて、結果的に最高の出来になることがよくある。ネコ助くんも「本番です!」って言われると急に固くなるのに、「本番前のリハです!」って言われたら一番いいパフォーマンスを発揮できる、なんてことない?
あるにゃ。この前、後輩猫が結婚するからってお祝いムービーを撮って送ったんにゃけど、本番ってなるとガチガチになって声が出なくなって何回もやり直しになってラチが開かなかったからにゃな、結局練習用で撮影した動画で一番良さそうなのを送ったにゃ。だから僕は寝巻きで寝癖付きでの出演になったにゃ。
ネコ助くんらしくてかわいいね。でもほんとそういうこと。本番だ!と思うと「失敗できない!完璧にやらなきゃ!」って思いが強くなって気を張りすぎちゃう人が多いから、あえて本番前最後のリハーサルだと思うようにする。すると「リハなら失敗してもいいし、失敗したらそこを次から気をつけるだけでいいし」と少し気が抜ける。けど本番前最後だから手を抜くわけにはいかない。本番さながらにしないとリハの意味がないからね。この絶妙なバランスがいいんだ。
確かににゃ。本番前のリハーサルじゃなくて、ただなんとなくの練習だと思うと気も抜け抜けで、手も抜け抜けのよくない状態になるって目に見えてわかるにゃ。
だね。ただ、「本番直前のリハ」と言われても気が張っちゃう人は、「本番まで2回前のリハ」って思ってもいいし、それでもまだ気が張ってる感じがする人は「本番まで3回前のリハ」って思ってもいい。それで本番からどれくらい遠ざかっている状態のリハだと気の張り具合と手の混み具合がちょうどよくなるか?を確認していくんだ。
なるほどにゃ〜。僕はいつも気が抜けやすいから本番直前のリハだと思ってやってみるにゃ。
いいね。きっといい仕事ができるようになると思うよ。
でも、それでまた上手く行っちゃうと、また猫勉先生に期待されてしんどくなったりしないのかにゃ?
ちょうどいい気のぬき方、つまり本番前のリハぐらいの感覚でやってうまくいって、それで褒められたり期待されたりすると、「あ、こんな感じでいいんだ」とむしろちょっと気が楽になるよ。
なんでにゃ?
だって、気持ち的には「本番前のリハぐらいの出来のもの」を提出してるのにそれでOK!貰えるんだから、それ以上に嬉しいことってないはず。
もうちょっとわかりやすく教えてくれにゃ!
例えば、ネコ助くんに結婚式のお祝いコメントムービーを撮ってもらうとして、僕が「じゃあ最後に一回、本番前のリハしましょ」と言ってカメラを回したとする。で、撮り終わった後に「あ、もうこれで十分いい感じなんでこれで撮影終了です!」って言われたらどう思う?
えっ?もう終わり?本当にいいんかにゃ?もう一回とってもいいけどにゃ、ってなるにゃ。
だね。多くの場合、本番がある!と思ってたのにその前にOKを出されると、ちょっと物足りない感じだったり、肩の荷が降りる感じだったり、もうちょっとできるよ!という気持ちが湧いてくる。すると気疲れを防ぐことができるから、次回期待されても「このくらいでよければ是非是非!」となる。
なるほどにゃ〜。「本番前のリハーサル作戦」すごすぎにゃな。
でしょ。これはあらゆる場面で使えるからぜひ活用してみてね。
にゃっ!
まとめ
最後にまとめていくね。
にゃっ!
- 他人の期待を気にせずに自分らしく生きるためのコツは「手は抜かないけど気は抜く」
- ギターの弦をチューニングするように気持ちのはり具合を調整する
- 気持ちのチューニングに最適なのは「本番前のリハーサル作戦」
- 本番前のリハーサルだと思って挑むと適度な緊張感で良いパフォーマンスが発揮できる
これで素晴らしい仕事をバンバンできちゃうね!
にゃっ!いい音色ネコにゃ!
手は抜かないけど気は抜くを上手にできるようなるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね!
にゃっ!
とはいえ、人によっては時間がかかったり、本当にこのやり方で合ってるのか?って不安になることもあると思います。そんな方はぜひ、天才Labーステキなミライ研究室ーにご参加ください。僕も一生懸命サポートしますので、一緒に「ステキなミライ」を実現させましょう!
にゃっ!頼むにゃ!
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メンバーシップなら290円だから、お試しには最適にゃ。
そうだね!しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。
にゃっ!勉強するにゃ!
一緒にステキなミライを作りましょうね。
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