にゃ〜。困るにゃ〜。なかなか思い通りにいかないにゃ〜。
おっ、ネコ助くん、今日はどうしたの?
どうもこうもないにゃ!最近配属された新人ネコの教育をしてるんにゃけど、なかなか言う通りに成長してくれなくて困ってるにゃ。
おお〜、そっか。それはいい時間を過ごしてるね。
全然良くないにゃ!この前も商談で新人ネコが余計なひと言を言ったせいで、その場で契約にならずに僕が後で猫上司にこってり絞られたにゃ。
あらら。でもそういうところも含めて、後輩ってかわいいよね。
可愛くないにゃ!ちゃんと言うとおりにしてくれなかったら足手纏いで迷惑にゃ!もう配属を変えてもらおうかと思ってるくらいにゃ。
あらら、その考えはもったいない。もしかすると完璧主義の罠にかかってるかもしれないね。
どういうことにゃ?
ネコ助くんは自分にも他人にも厳しすぎるかもってこと。
僕は自分にはユルユルの甘々にゃ!他人に対してだけめちゃくちゃ厳しい、自分のことはすぐに棚に上げるタイプのネコにゃ!
その開き直り方はとっても好きだけどね。でもネコ助くんは自分にもとっても厳しいよ。だから、いつも自分を責めてるわけだしね。
にゃ〜。苦しい生き方にゃ。助けてくれにゃ。
じゃあ今日は完璧主義を手放すための考え方と方法をレクチャーしよっか。
頼むにゃ!わかりやすく簡単にシンプルかつ合理的に頼むにゃ!
完璧主義の手放し方
OK!完璧主義を手放すための方法は3つ。
ないものねだりをやめる
全ての問題を解決しようとしすぎない
自然と触れ合う時間を増やす
パッと聞いた感じ、すでにできそうな気がしない項目があるにゃ。
やる前からすぐに白黒つけちゃうのも完璧主義のクセだね。今の状態から少しでも完璧主義がゆるんだらOK!っていう感覚で聞いてみて。
わかったにゃ。
ないものねだりをやめる
まずは「ないものねだりをやめる」について説明するね。
にゃっ!
ネコ助くんはさっき後輩猫のできてないところに目を向けてたよね。
当たり前にゃ!できてるところに目を向けても何の生産性もないから、できてないところをしっかりと指導するにゃ。
本当にそうかな?たとえばネコ助くんもいつも猫上司にダメなところとかできていないところを指摘されてるよね?
そうにゃな。ムカつくにゃ。
だよね。できてないところを指摘されても正直、「成長しよう」って気持ちよりも「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」って反発したくなるケースがほとんどだよね。
そやにゃ。猫上司は何も分かってないにゃ。
もしかすると、後輩猫も同じことをネコ助くんに対して思ってるかもしれないよ。
なんでにゃ〜!僕は猫上司とは違うにゃ!
そう?できてないところばかりを指摘する「ないものねだりモード」なのは同じな気がするけどね。
にゃにゃにゃ。
きっとネコ助くんは、今のネコ助君と後輩猫くんを見比べて劣っているところを指摘しちゃってない?
そうにゃな。今の僕から見て足りていないところを指摘してるにゃ。
それって後輩猫くんにとってはハードル高くない?新人猫たちの間ではどうなの?
比べたことないからわからないにゃ。
なるほど。逆にネコ助くんは自分よりできる人ばかりと比べられたらどう?やる気になる?
ならないにゃ。そりゃ勝てっこないってすぐに諦めてお腹出して寝るにゃ。
だね。逆に、ネコ助くんは毎日「ステキなところ」とか「できてるところ」を見つけてもらえてフィードバックもらえたらどう?
自分はできるネコなのかも知れにゃいって自信がつくにゃ。現にネコ美ちゃんは、いつも僕のいいところをみて接してくれるから、どんどんネコ美ちゃんが喜ぶことをしたいって思えるにゃ。
だよね。それと一緒。きっと後輩猫くんもいいところを見て接したら、どんどん成長してくれるんじゃないかな?
でも褒めるところが一つもない場合はどうするにゃ?
おっ、また完璧主義が発動してるね。どんな些細なことでもいいんだよ。出勤してくれることとか、うまくできてないかもしれないけど、うまくやろうとしている姿勢とか、そもそも後輩でいてくれることとか。
当たり前のことすぎるにゃ。
でもきっと、「いつもありがとう。助かってるよ。」って伝えるだけで、「よし、やろう!」ってやる気アップすると思うけどね。
確かににゃ。僕もいつもネコ美ちゃんに「ネコ助さんの顔を見るだけで元気になれます」って言ってもらえるから、どんなに気分が乗らなくても絶対に出勤しようって思えるにゃ。
ネコ美ちゃん、最高だね。できていないところ見るってつまり、不幸せを探してると言っても過言ではなくて、逆にいいところを探すって幸せ探しをしてるって言っても過言ではないんだ。だから、幸せ脳にアップデートするなら、ないものねだりをやめて、いいところ探しをした方がずっといいってことだね。
にゃるほどにゃ〜。でもないものねだりが癖づいてるんにゃ。そういう場合はどうしたらいいんにゃ?
そしたらまずは、1個無い物ねだりしたら3個いいところ探しするって決めたらいいよ。そしたら少しずつないものねだりが減っていく。これは自分に対しても人に対しても。
わかったにゃ!やってみるにゃ。
いいね!ここでは「ないものねだりは不幸探し、いいこと探しは幸せ探し、だと思ってないものねだりを減らしていく」と覚えておいてね。
にゃっ!
すべての問題を解決しようとしすぎない
次に「すべての問題を解決しようとしすぎない」について説明するね。
にゃっ!
完璧主義の傾向が強い人って結構、「何か問題が起きたらすぐに対処!白黒つける!」が癖づいてるんだ。
いいことにゃ。僕も自分の想定している予定通りにいかなかったらドキドキして気が気じゃないから、すぐに対処するにゃ。
でも全部が全部、すぐに解消できる問題ばかりじゃないでしょ?
そうにゃ。だからそうなったらご飯も喉を通らなくなるしにゃな、寝る時までドキドキして寝付けなくて大変になるにゃ。
それは大変だね。
大変にゃけど、気になっちゃうから仕方ないにゃ。
ちなみにネコ助くんは「カバの落とし物」ってお話は知ってる?
知らないにゃ。
ある日カバは池の中でとっても大切にしているものを無くしたことに気づいた。そして焦って前後左右探して大騒ぎしたんだけどなかなか見つからなかった。それで周りの仲間から一旦落ち着いて考えろ!と言われてその場に座り込んだんだ。そしたらそれまでカバが暴れていたせいで濁っていた池が少しずつ落ち着いて水が澄んできて、すぐに池の中の無くしものが見つかった。
っていう話。
カバだけにおバカにゃな。
さてはネコ助くん、この話の意味をわかってないね?
にゃっ?カバがおバカという話にゃろ。
違うよ。ジタバタせずに、「あえて何もしない」ほうが問題が解決することもあるよって話。
わかってたにゃ!わかっててあえて分かってないふりをしてたにゃ。
それならいいんだけど…、ここでは「すぐに解決しようとしてより悪化することもあるから、あえてジタバタせずに事態を見守ること」にもチャレンジしてみる、と覚えておいてね。
にゃっ!
自然と触れ合う時間を増やす
次に「自然と触れ合う時間を増やす」について説明するね。
にゃっ。
これはすごくシンプルで、自然って僕たちの力ではどうにもできないものの代表だよね。
そうにゃな。この前も夕立に降られてビッショビショになって帰ったら、家に着いた直後に雨が止んだっていう経験をしたばっかりにゃ。
あるあるだね。でも天気にむかついてもしょうがないもんね。
むかついて30分くらい空に向かって文句言ってたにゃ。
さすがネコ助くん。で、気分は晴れた?
晴れたのは天気だけにゃ。
だね。天気はコントロールできないからね。だからとにかく自然とたくさん触れあって自分にはどうにもできない経験をする。そんな中にいると、思い通りにいかないことの連続でいい意味で力が抜けて、少しずつ完璧主義は抜けていく。だから、キャンプしたり登山したりハイキングしたり、公園で過ごしたりってするのがオススメ。
確かににゃ〜。いつもソロキャンプをしている先輩猫の谷山ネコカワさんは会社でどんな問題が起きても、なんとかなるにゃ〜っていつも余裕だもんにゃ。きっと自然の中で揉まれたんにゃな。
きっとそうだね。自然って偉大だからね。だから自然と向き合って「自分の力ではどうにもならないこと」をどんどん経験して心の余裕を育てていこうね。
にゃっ!
まとめ
最後にまとめていくね。
にゃっ!
- 幸せ脳を作るため完璧主義を減らしていく
- 完璧主義を減らすために、
- ないものねだりは不幸探し、いいこと探しは幸せ探し、だと思ってないものねだりを減らしていく
- すぐに解決しようとしてより悪化することもあるから、あえてジタバタせずに事態を見守ることにもチャレンジしてみる
- 自然と触れ合う時間を増やしてどうにもできないこともある、と体に覚え込ませていく
これでネコ助くんも自分らしく大成長、間違いなし!だね!
ゆるゆる幸せネコにゃ〜。
完璧主義を緩めることができるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね!
にゃっ!
とはいえ、人によっては時間がかかったり、本当にこのやり方で合ってるのか?って不安になることもあると思います。そんな方はぜひ、天才Labーステキなミライ研究室ーにご参加ください。僕も一生懸命サポートしますので、一緒に「ステキなミライ」を実現させましょう!
にゃっ!頼むにゃ!
ちょっとまだそこまで勇気が湧きません…という方は、youtubeメンバーシップにオンラインセミナー動画を載せていますので、ぜひそちらでもう少し深く学んでみてください。
メンバーシップなら290円だから、お試しには最適にゃ。
そうだね!しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。
にゃっ!勉強するにゃ!
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