


にゃ〜。
毎日、怒ったり悲しんだり、恥ずかしくなったり、寂しくなったり、大忙しにゃ〜。



ネコ助くんはいつも感情表現が大爆発してるもんね。



うるさいにゃ!
毎日自分の感情に振り回されてヘトヘトにゃ!なんとかしてくれにゃ。



なるほど。
確かに、感情のコントロール法を知らないと大変かもね。



大変かもね、じゃないにゃ!
今すぐ感情のコントロール法をわかりやすく簡単に、シンプルかつ合理的に教えてくれにゃ!



オッケー!
じゃあ今回は、「大人のための『困った感情』のトリセツ」を元にメンタルを安定させる方法を解説していくね!



にゃっ!
そもそも感情って何?





まずは「そもそも感情って何?」ってところから説明していきたいんだけど、ネコ助君は感情って何?って聞かれたら、何て答える?



にゃ〜。
喜怒哀楽とかかにゃ。



そうだね。
それも間違いじゃないんだけど、じゃあなんで喜怒哀楽が僕たちには備わってるんだろう?



にゃ〜。なんでニャロ。
人生を楽しむため、とかかにゃ?



まぁ間違いじゃないね。
実は感情って「何かを知らせるアラーム機能」なんだ。



アラーム機能?
目覚まし時計と一緒ってことかにゃ?



そうだね。
ネコ助くんはどんな時に目覚まし時計をセットする?



絶対に遅刻できない時にゃ!



そうだね。
感情のアラームにも同じように役割があって、基本的にはその役割を理解してしまえば、感情に振り回されることはかなり減るはずだよ。



それはすごいにゃ。早く教えるにゃ。



オッケー!
まずここでは「感情は何かを知らせるためのアラーム機能」ということを覚えておいてね。



にゃっ!
感情のコントロール法





ここからは具体的な感情の役割とコントロール法を具体的に解説していくね。



にゃっ!
怒り



まずは「怒り」について解説するね。



にゃっ。僕の大得意項目にゃ!



そもそも怒りは何をお知らせするアラームかというと、



なんだ。



全く意味がわからないにゃ。
ちゃんと説明するにゃ!



例えば、「大人気の料理店に入るために、1時間近く並んでいた列に、誰かがいきなり割り込んできた」としよう。



にゃっ!むかつくにゃ。
すぐ引っ掻くレベルの案件にゃ。



それはネコ助くんの中で、「列には順番に並ぶもの」という前提があるからだし、「そろそろ自分の番が来る!」という期待があるからだよね。



当たり前のことにゃ!



うん。そうだね。
ネコ助くんは今、「列には順番に並ぶものだし、やっと自分の順番がくる!」と思っていた期待を、割り込んできた誰かによって裏切られた。



そんなやつは大食い猫太郎ぐらいにゃ!



つまり、困ったんだよね。



確かにそやにゃ。



もしもお店の看板に「大食い猫太郎様は当店にとって特別なお客さまですので、急遽列に割り込むことがあります。それを受け入れることができない方は初めから列に並ぶことをお控えください。列に並ばれた、ということはご同意いただけたということになります。」と書いてあったら?



そもそも並ばにゃいけど、もし同意して並んだなら、大食い猫太郎が割り込んできても、あっ来たにゃ、で終わるにゃ。



そうだね。期待を裏切られたわけでもないし、初めから言われていることだから、困りもしないもんね。つまり人は、期待外れのことじゃなくて困りもしなければ、怒らない。



にゃっ、ニャルほど。



だから怒りの感情が込み上げてきたら真っ先に、
- どんな期待を外されたのか?
- 何に困っているのか?



を問うクセをつけたらいいね。



でも、むかつくもんはむかつくにゃ



それもクセだよね。
「困ったらすぐ怒る」がクセづいてるんだ。それを「問うクセ」に治すのはちょっと時間がかかるかもね。



にゃ…。
どれくらいかかるにゃ?



人それぞれだね。
一輪車だって、乗れるようになるまでの時間は人それぞれだし、サーフィンだって上手に波乗りできるようになるまでにかかる時間は人それぞれだからね。



確かににゃ。感情の波に上手に乗れる感情サーファーになるにゃ。



いいね!ちなみに怒りが込み上げてきた時のさらに具体的な対処法も紹介するね。



にゃっ!
怒りの感情の具体的な対処法
- 本当に困るか?(実害があるか)を確認する
- 本当に困る場合、適切な対処法をリストアップする
- 適切な対処法を実践してみる
- 今後困らないように自分ができる予防策について考える



例えば、列に割り込まれた場合、実害はあるかな?



あるにゃ!
お店の席数によっては、ギリギリ一人入りきれずにさらに待つ時間が伸びる可能性もあるしやにゃ、限定10食のスペシャルねこまんまはいつも即完売だから、食べれなくなる可能性もあるにゃ。



オッケー!
実害があるなら、適切な対処法を考えてみよう。



割り込んできた大食い猫太郎を引っ掻くにゃ!もしくは罵倒するにゃ!そして列から引きずり出すにゃ!



それはやめよう。
なんならちょっと大食い猫太郎くんの方が強そうだから、逆にネコ助くんがやられちゃうかもしれないし。



にゃ…。確かににゃ。



この場合、本人に直接注意はちょっとリスクがありそうだよね。



そやにゃ。



だから例えば、「トイレに行くふりをして店員さんに状況を伝えに行く」とかならいいかもね。



確かににゃ。店員さんが言ってくれた方がありがたいにゃ。



あとはそれを実践して、結果を祈るのみ。



それでダメだった場合はどうするにゃ?



店員さんに言っても対応してもらえない、なんてことがもしあれば、それはもうそういうお店、だと認識して今後利用するかしないかを決めるしかないね。もし割り込みされても行きたいぐらいステキなお店なら行けばいいし、そうじゃないなら利用を控えればいい。



なるほどにゃ。
やってみるにゃ。



ちなみに、今は実害があるケースを話したけど、よく考えたら実害がないということもよくあるんだ。



そんなことあるんかにゃ?



あるよ。
例えば、どう考えても10人座れる広さがあるお店で、限定食もなくて、並んでいる人が3人しかいない。そこに1人割り込んできたとしたら?



なんかちょっとムカつくけど、確かに実害はないにゃ。



だよね。
で、実害がないなら、何も問題なしだから、怒りアラームはただの誤報。スルーしてOK!



スルーできるもんなんかにゃ?



これも練習だね。
実害がないのに怒っちゃったら、時間もエネルギーも無駄だし、さらに仕返しされるリスクまでついてくるからね。スルーが一番賢い判断、と言い聞かせる。



なるほどにゃ。
わかったにゃ。実害がないならスルー、やってみるにゃ。



ちょっと長くなったからポイントをまとめるね。
- 怒りは期待を外されて困っているサイン
- 本当に困るかどうか?を確認する癖をつける
- 困る場合は適切な対処を考える
- 本人に直接言うのは極力控える
- 適切な対処をしても改善が見込めない場合は期待を捨てるか、距離を置く
- 実害がない場合はスルー



どう?



なんかいける気がするにゃ。
こんなに怒りについて明快な対処法を聞けたのは初めてにゃ!



いいね!
ここでは、「あなたは怒っているのではなく、困っている」ということを覚えておいてね。



にゃっ!
寂しさ



次に寂しさについて解説するね。



にゃ〜。
休みの日に予定もなく一人でいると妙に寂しい気持ちになるから助かるにゃ〜。



ちなみに寂しさは、「つながりが途絶えている」ということを教えてくれているサインだよ。



にゃっ?
確かに孤独感が強い時に寂しさを感じるにゃ。



そうだね。
とはいえ、ただ誰かとつながればいい!ってことでもないから要注意!



にゃっ?



例えば、
- そんなに行きたいと思えない飲み会だけど、家で一人でいるよりはマシだから行く
- そんなに仲良くない人たちの仲良しグループに一応在籍している
- そんなに好きってわけじゃないけど、一人は寂しいから付き合っている人がいる
- 寂しいから四六時中連絡を取り合ってないとイヤ



こういうのもつながりっちゃつながりだけど、どう?



にゃ〜、なんか健全な感じはしないにゃ。



そうだね。こういう表面的でネガティブな理由が根本にあるつながりはNG。



でも、みんなしてるにゃろ?



みんなかどうかはわからないけど、結構いるかもね。



ニャロ?
どうしらいいにゃ?
寂しさの感情の具体的な対処法



まずこの言葉を胸に刻んで。
つながりは与えられるものではなく、与えるもの



にゃっ?
どういうことにゃ?



今この瞬間もさみしさを感じてる人ってたくさんいると思わない?



いるにゃ。
そこらじゅうにいるやろにゃ。



そういう人たちに健全な触れ合いをするだけでいいし、なんなら寂しくない人に対しても、何か自分ができることあるならしたらいい。



ボランティアとかかにゃ?



ボランティアもいいね。
もっとシンプルに、「笑顔で挨拶」でもいいし、「雑談」でもいいし、僕がやってるみたいに「役に立つ情報の発信」でもいい。何かを誰かに与えようとすると、必ず「ありがとう」が返ってくる。「ありがとうのつながり」ってどう?



なんかいいにゃ。
最高にゃ。



でしょ。
だから、寂しいと感じたら、自分のできることで誰かに喜んでもらえそうなことを考えよう。



にゃっ!



ただし、自分を犠牲にしてまでやっちゃダメだし、求めていない相手におせっかい的にやるのもNG。甘やかしちゃって相手を依存させちゃうから、ここも本当に気をつけて。



む、難しいにゃ。



難しそうなら「笑顔で挨拶」「ゴミ拾い」「SNSで役立つ情報を発信」から始めてみたらいいよ!



にゃ!それなら大丈夫そうにゃ!



ここでは、
- さみしさはつながりが足りていないサイン
- 表面的なつながりに逃げるのはNG
- つながりは与えられるものではなく、与えるもの
- 自分のできる範囲で与える
- 与えるときに自己犠牲・おせっかい・甘やかしには注意する



ということを覚えておいて。



にゃっ!
まとめ





ということでまとめていくね。



にゃっ!
- 怒りは何かを知らせるアラーム機能
- 怒りは期待を外されて困っているサイン
- 困った場合、適切な対処を考える
- 本人に直接言うのは極力控える
- 実害がない場合はスルー
- さみしさはつながりが足りていないサイン
- 表面的なつながりに逃げるのはNG
- つながりは与えられるものではなく、与えるもの
- 与えるときに自己犠牲・おせっかい・甘やかしには注意する



どう?



いける気がするにゃ!



実はこれ以外にも、「不安」「罪悪感」「悔しさ」「恥ずかしさ」「悲しみ」についてのコントロール法もあるんだけど、全部解説すると、あまりにも長くなっちゃうから、もし続きも知りたいって方は、メンバーシップの「天才Lab-ステキな心理学予備校-」に登録してご覧ください。



にゃっ!僕も登録してみてみるにゃ〜。



うん。
感情のコントロール法は、学んでおいて損することはないし、一生役立つ知識だからね。



それを毎月数百円で学べるのは、本を読むのが苦手な僕にはありがたいにゃ。



お試しコースなら月290円だからね!



本を買うより安いにゃ。



もちろん、本を読むことも勉強になるから、ご興味のある方は本書を手に取ってみてくださいね。



にゃっ!
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一緒に心を鍛えましょう!
ということであなたの毎日がますます幸せでいっぱいになりますように。
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