


にゃ〜。むかつくにゃ〜。



おっ、ネコ助くん、今日はどうしたの?



どうもこうもないにゃ!この前、久しぶりに実家に帰ってオカンと話してたんにゃけど、オカン猫はいつも必要以上に僕の将来の心配をしてきてむかつくにゃ。いつになったら結婚するの?とか、貯金は大丈夫?とか、早く孫の顔が見たいわ、とかにゃな。



あらら。ネコ助くんの将来のことをだいぶ心配してくれてるみたいだね。



心配というか過干渉にゃ!こっちはただでさえ日々ストレスフルで大変な思いをしてるのに、なんで実家でもストレスを感じないといけないんにゃ。あまりにもムカつきすぎて「もう二度と実家にはこない!」って大喧嘩して帰ってきたにゃ。



あらら。それは大変だったね。



大変すぎにゃ。でもちょっと言いすぎたかもにゃって気持ちもあるにゃ。



そっか。流石に「もう二度と実家に来ない」は言いすぎたってこと?



そうにゃな。いくらオカン猫にイライラしたからといって、言っていいことを悪いことがあるにゃ。でもなぜかオカン猫には言っちゃうにゃ。



そっか。本当はそこまでキツく言いたくないんだね。



そうにゃ。でもつい言っちゃうにゃ。やっぱり自分は感情のコントロールが苦手なんかにゃ。



もしかすると原因はそれだけじゃないかもしれないよ。



にゃっ?どういうことにゃ?



そしたら今日は、思い通りに動いてくれない相手にイライラしてキツい態度をとってしまったり、必要以上に責めてしまう原因を対処法をレクチャーしよっか?



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思い通りに相手が動いてくれない時にイライラするのは甘え?



OK!まずそもそも、イライラをコントロールできない原因で一番最初に気をつけてほしいのが、「疲れていないか?」だね。



疲れ?もちろん疲れてるけどそれがどうかしたかにゃ?



人は疲れているとちょっとしたことでもイライラするし、余計なことをいってしまったりする。寝不足の時とかお腹空いてる時なんかもそうだし、想定外のトラブルが起きてストレスがMAXになっている時とか、時間に追われて余裕がない時なんかもそう。



確かににゃ。眠い時にはイライラするにゃ。



で、今回実家に帰った時はコンディション、どうだった?



仕事で疲れがピークだったから、それを癒すために実家に帰ったんにゃ。もちろん疲れてたし寝不足だったにゃ。



だね。その状態だとそもそもイライラをコントロールするのがとにかく難しくなる。



じゃあもう疲れてる時には実家に帰るなって事かにゃ?疲れた時のための実家、みたいなところがあるのに本末転倒にゃ!



そしたらその状況をちゃんとオカン猫に共有したほうがいいね。「いますごく仕事が忙しくて疲れててイライラしやすくなってるから、急に態度悪くなったらごめんね」って。そしたらオカン猫もはじめから気をつけよう!って思ってくれる可能性もあるし。もしネコ助くんの機嫌が悪くなっても「あ、そういえば疲れててイライラしてるっていってたな。よし、そっとしておこう」と思ってくれるかもしれないし。



確かににゃ。これからは疲れてる時には先に伝えるようにするにゃ。



だね。そしてネコ助くん自身も「疲れている時にはイライラをコントロールしづらくなるのは当たり前」とちゃんと覚えておいてね。そうすると余計な自己否定が減って建設的に考えられるようになるからね。



にゃっ!わかったにゃ!これからはイライラが爆発したら全部疲れてるせいにするにゃ!



んっ?それだけが全てじゃないんだけど、まぁ一旦ここでは「疲れていると誰だってイライラをコントロールするのが難しい」と覚えておいてね。



にゃっ!



そして、イライラをぶつけてしまうもう一つの理由が「甘え」だね。



甘え?どういうことにゃ?



例えば、ネコ助くんはネコ社長にも同じようにイライラをぶつけたりする?



するはずないにゃ。嫌われて左遷されて終わりにゃ。絶対にしないにゃ。



だね。どんなに疲れが溜まってても、どんなにイライラしてもネコ社長にはぶつけない。



当たり前にゃ。デメリットが大きすぎるにゃ。



でもオカン猫にはすぐにぶつける。



そにゃな。デメリットがないからにゃ。



それがまさに「甘え」だね。ネコ助くんは「オカン猫なら大丈夫。きっとわかってくれるしなんとかなる」と決めている。



た、確かにそうにゃな。でも親子なんてそんなもんじゃないんかにゃ?



でもネコ助くんはオカン猫から将来のことを聞かれるのはすごく嫌なんだよね?



当たり前にゃ!デリカシーが無さすぎにゃ。



きっとオカン猫も「息子だから大丈夫。きっとわかってくれるはず」って思ってるよ。



にゃにゃにゃ。どっちもどっちで甘えてるって事かにゃ?



だね。お互いに「親子だから大丈夫」と思って親子という関係に甘えている。でも親子だとしても嫌なものは嫌だよね。



そにゃな。嫌なものは嫌にゃ。



だから、甘える理由として親子という関係を利用するんじゃなくて、大切にする理由として親子という関係を受け入れる必要がある。



どういうことにゃ?



まずは親子である前に一人の人間であることを認め合う。そして今まで無意識に貼っていた「甘えてもいい人」というレッテルを剥がす。具体的にいうと「ネコ社長にしないこと・できないことはオカン猫にもしない」ってことだね。



ニャルほど。確かに、外面ばっかり良くて身内を大切にできない猫はカッコ悪いにゃ。



いいね。そういうこと。だからここでは「甘えてもいい相手なんていない。身内であればあるほどより心を込めて丁寧に接する」と覚えておいてね。



にゃっ!



次に「甘えるのではなく頼る」について説明するね。



にゃっ!



自分のことばかりを優先して考えると「甘え」になって、その結果、相手が思い通りに動いてくれないとイライラしてきて、それで怒りやすい相手とかイライラをぶつけやすい相手だと、ついぶつけてしまうのはここまででなんとなく理解してもらえたかな?



そうにゃな。僕は完全に「僕がゆっくりしたいから」という自分優先の理由で実家に帰って、その結果、オカン猫にデリカシーのない質問をされてブチギレたからにゃ。身をもって理解したにゃ。



これがもし、「頼るつもり」で実家に帰省したらどう変わってかを考えてみよう。



頼るっていうのはお互いにメリットがあるように考えるってことにゃな?



だね。オカン猫も嬉しいし、ネコ助くんも嬉しい!ってなるような向き合い方だね。



そしたらまずは、晩御飯は僕が出前をとってあげるにゃ。オカン猫もいつも自炊で大変ニャロからこれで少しは嬉しいはずにゃ。あと、次回の帰省の時にはちゃんと元気な状態で帰省してオカン猫の話をしっかり聴くって約束するにゃ。その代わり今回は晩御飯の時以外はずっと縁側で寝ててもいいかにゃ?って聴くにゃ。



いいね。きっとそれならオカン猫も大喜びしてくれるね。



こんなことなら初めから「甘えるんじゃなくて頼る」にしておけばよかったにゃ。甘えるのはなんだかんだでコスパ悪いにゃ。



だね。だからこれからは「自分本位になるよりも、お互いにとってプラスになる方法を考えたほうがずっといい」と覚えておいてね。



にゃっ!
まとめ



最後にまとめていくね。



にゃっ!
- 思い通りに行かない相手にイライラをぶつけてしまう原因は
- 自分自身が疲れていて心に余裕がないから
- 相手を甘えてもいい人だと無意識で決めつけているから
- イライラをぶつけないために
- コンディションの調整をする
- コンディションが悪い時は正直にいう
- コンディションが悪い時は一人で過ごす
- 甘えではなく頼るようにする
- 身近な人ほど大切に丁寧に接する



これでイライラをぶつけなくなること、間違いなしだね!



にゃっ!心広すぎ猫にゃ!



イライラをぶつけてしまう理由と対処法を理解して実践できるようになるだけで、人生はとても豊かになるし、充実したものになるから、楽しみながら「夢がどんどん叶う人生」を作っていこうね!



にゃっ!



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にゃっ!頼むにゃ!





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そうだね!しかも内容もかなり濃いから、隙間時間の活用にはもってこいだよ。



にゃっ!勉強するにゃ!
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